橋できてイサバも船場離れたり


川の対岸に行くのには橋のない時代には渡し舟が使われていた。

その離発着場所が船場である。
イサバ(五十集)はボデザルを背負った行商の婦人である。若林区には次の船場があった。

欠ノ上・・・袋原、日辺・・・落合、藤塚・・・閖上である。閖上大橋の開通(昭和47)によって渡し舟は廃業となる。