せっかっくできた種。そのままにするのは何となくかわいそう。
サボテンを種から育ててみる決心ができたら、やってみましょう。
季節は暖かいのがいいです。5月とか9月とか。
私は広い家も庭もないので、本当に簡易なものでやってみました。
本を見ると、手に入りにくいものなどが必要でしたが、どこでも手にはいる(安価で)もので、自分で収穫したサボテンの種を何とかしてみようと考えました。
下の図のようにします。清潔な川砂を浅いトレイ(よく100円で売ってる)に入れて表面をならします。
サボテンの種をパラパラと蒔きます。水をヒタヒタに種が少し水を被るかというくらい入れます。乱暴に入れると、種が流れて偏ってしまうので注意。
ラップでフタをします。沢山、表面に穴を開けて通気があるようにします。
種とか気温によるのですが、2〜3週くらいで発芽します。
発芽までは日は当てないようにします。
水が腐らないように、毎日見ます。何だか泡がでたりしたら、その部分の水を取り除いてやりました。
サボテンの種はケシ粒のように小さいです。
その種が割れて、美しい緑の玉がでてきます。
それが伸びてヒョロンとしたら、別の器に清潔な川砂を入れて、少しクボミをつけてから植え替えました。
それからは、徐々に日光の当たる所に慣らしました。
ちいさいころは、水を切らせてはいけません。
霧吹きで、いつも表面がじっとりするくらい水をやりました。
大きくなってきたら、又土を移し替えました。
養分は、1週間に1度くらい、水肥料を(サボテン用の)
書いてあるように薄めて水と一緒にやりました。
まだ2回しか発芽させて育ててみていないから、詳しいことはわかりません。
途中でダメになってしまったものも、沢山あります。
でも、残ったサボテンは、大きくなってくると種類が判別できるようになって、
「あ、これはギムノカリュウム系のだ。こっちはマミラリア系のだ。」
と、楽しいです。何しろみんなまとめて一緒に種蒔きしたので、どれがどれだか
よく分からなかったのです。