2001年9月30日●日曜日
お鍋にちょっとだけ、何か残っていたとする。それが何なのか良くわからないけど、きっとおみそ汁とか。
それを私は「捨てようか、食べようか、食べたくないし、もったいないし」とか、とりとめもなく馬鹿らしく真剣に悩んで
いたりする。どうどう巡りで何度も同じようなこと考えては止め、処置無しのどん詰まりになっているとする。
そんなとき、お鍋を覗いて「食べよう」と食べてくれたり「捨てなよ」と捨ててくれたりする人。そんな人が必要。
友達に、そんな人が数人いる。私の馬鹿馬鹿しい悩みを吹き飛ばしてくれる。
まったく、いつも、どうしてこんな小さな変なことで悩むんだろうと思うこともあるけど。
そしてまた、そんなお友達は、私が小さな物が好きだったり、美味しいものが幸せだったり、思い出し笑いでにこにこして
いたりしても、決して笑ったりしないんだよ。

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