2001年10月25日●木曜日

最初は日本茶葉で作った凍頂烏龍で。今夜は仕事するので色々飲んでみようかな、と思っていたんです。
お茶請けは、以前にも送っていただいた美味しい標津羊羹。これは甘さが丁度良い美味しい羊羹の1つなんです。
茶壺は青磁のぽこりんとした形のものにしました。
この日本茶葉凍頂烏龍は味は日本茶の凍頂の中間、香りは初めだけ日本茶が勝っているけど、後から烏龍になると
いう、変なお茶。ぐびぐび飲んでます。飲みやすい。気軽に飲める。

後から飲んだのは白鶏冠(ハッケイカン)というお茶。個性のあやふやな日本茶葉凍頂烏龍の次に飲んだせいか、
衝撃的なくらい薫る!良い香り、甘酸っぱい。どことなく木柵鉄漢音に似ているが、それより強い主張を持つ。
木柵鉄漢音の香りに、しっかりした素朴な木製フレームを作って囲った感じで、とても力強い。

今日は茶杯は大きめの陶器で、聞香杯ではない。茶壷の蓋をとって裏の香りを確かめる。「う〜ん」と、正座して
茶海に鼻をつっこむ。飲んだ後の茶杯にも鼻をつっこむ・・・。なんという芳香なのかしら。いい匂い。花の香り
ではないと思う。果実に近いけど、もっと野の香りがする。素晴らしいと思います。
男性的で強い個性、しかし押しつけがましくない。夜飲むには私には強かったかもしれないです。

今度は昼間、飲んでみよう。 (写真のお茶は、日本茶烏龍です。白鶏冠はもっと濃いハチミツ色です)

back