2002年2月4日●月曜日
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鉄観音茶は、私の記憶にあるものよりずっと青々とした茶葉で、あっさりとしていました。 最近は丸まった茶葉の主産国である台湾でも、このようなあっさりとした茶が主流になり、 私の好きな、焙じ茶のような色の鉄観音茶は、手がかかる上、人気が落ちていて生産農家が 減りつつあるそうで、寂しい気がする。中国本土でも同じ傾向と御主人が言っておられた。 桂花鳳凰単叢は、始めてのもの。どきどきだったけれど、鳳凰単叢の甘い甘い香りと味で、 うっとりするようなお茶。今まで知っている鳳凰単叢は皆、果物のような香りがしていたが これはまさに花の芯のような香りが、聞香杯から立ち上ってきた。うーんうーん、と2人で 聞香杯に鼻を突っ込んでいたら、飲杯でも口を近つけると、同じような香りがふわーん、と 鼻に感じられ、そうかあ、そうなのよねえ、と、うなずきながらいただいておりました。
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