2002年3月4日●月曜日

美味しい和三盆を使った干菓子が無いかなあ、と、ネットをぶらぶらしていました。
両口屋是清という和菓子屋さんの「2人静」というのがあり、どこにあるかなあ、と、またぶらぶら。
ここには無いよね、やっぱりがっかり。
新宿のマイシティにあるのかあ、いつも知らずに通り過ぎていたのね。
今度行ったら、もっと良く見て歩こう、コージーコーナーでシュークリームばかり買っていてはだめかあ。
あら、新宿ISETANになら、両口屋是清とウィッタード(紅茶)どっちも入っているみたい

ISETANは、ちょっと遠いから三越止まりで新宿は終止していたけれど、足を伸ばすかしら。
東京は美味しい魅力がいっぱい。
父と暮らしていた時は、毎日のように新宿にぶらっと出ては美味しいものを探していたな。
手の届く美味しいものを発見した時程うれしいこともなかった。
重い荷物になっても、地下鉄をおりればすぐに住まいがあるし、夢のような日々でした。
なんとなく気の合う、切り絵師のお友達と会うこともできたし。

昨年、東京のお友達がちょっと増えて、東京に行きたいなあ、と、前にもまして思うことが多くなりました。
自分の住んでいるのははるか彼方寒い場所、新幹線の料金も馬鹿にならないから、そうそうは行けないし。
コージーコーナーはMALLや十字屋で買えるようになったし、レピシエも2店鋪目が2月末にできた。
いろいろ品のあるネット販売の中国茶サイトのお店や、センスの良い中国茶館もできて。
優しいお友達も増えてきて、町も少しずつ分かってきたけれど。

こんなことを考えていてはいけない、いけない。
自分はこの町に決心してきたはずだった、もう、どこへも帰る場所はなかったことを忘れてはいけない。
多くの元からの住人にありがちな、厚い壁や、寒すぎる気候、それに伴わない陳腐な住居空間の造り。
いえいえ、またまたそんなことを考えてはいけない。
もうどこへも行けない、ここにいるしかない、そうなんだと良く分かっているのに。

今日は天気が良くて気持ちの良い日だったけれど、風が強くて寒すぎたのが、気持ちを暗くしたのかな。

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