すっきりした表情
なのに、どこか愛らしさを感じる。
右の立ち子は、最初に書いた
みやぎ蔵王こけし館での衝撃と感動の記念に
自分のために一本だけ買い求めたもの。
もとより小さい物が好きな傾向が強く
どうしても小さい方へと目が行きます。
右のこけしをロマンスグレーに見せると
さすがすぐに「このこけしと同じ工人だ」
と、胴に達磨を描いた見事な1本を出して
見せてくれました。
あまりの素晴らしさに言葉を尽くして
褒めちぎりました。
しばらく経って「これをやろう」と
手渡されました。
嬉しい反面、申し訳なく。
教訓:いくら好きなこけしでも、正直に
あまり褒めてはいけません。
持ち主から奪うような事になり
かねません。
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