back to top



● いいのよ  


伊藤間松三郎さん(約二尺ちょっと)

なんだかどうしようもない私を

こんがらがった世の中を

馬鹿なことしてしまっても

「いいのよ、そんなこと」と
許してくれるお顔。

「いいのよ」

と、一言言って後ろを向いて
ことことと家事を始めるような。