寒い日で、粉雪がちょっと風に吹き飛ばされるお天気ですが、茶盤を買いに市内のお茶屋さんまで行きました。
昨夜割った茶壺もここで以前に買いました。
もう1つ気になっていた、可愛い茶壷(丸くないけど)見せていただいて、買うことに。
こんなに可愛いのに1300円なんですよ!これ。
さてさて、買いに着たのに、また居座ってお茶をご馳走になってしまいました。
この電子ポットいいですよね・・・。
●今回ご馳走になったお茶●
1.四季春(シキハル)
2.翠玉茶(スイギョクチャ)
3.文山包種(ブンザンホウシュ)
4.肉桂(ロウヴエ)
5.大紅砲(ダイコウホウ) |
お茶請けには、
蓮糖子、乾燥無花果、
私がちょっとだけお持ちした
阿里山の月餅2種を。
(食べてしまって、ちょっと
しか持って来ることができず)
相当寒い日で今年初めて
フロントガラスが凍っていました。
外は吹雪くのに、
静かで豊かな時間を
過ごさせていただきました。
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初めに四季春。凍頂烏龍と同じ茶木を改良して造られたお茶。
すーっときりっとした風が吹いたようなさわやかなお茶。
香りは高山系の甘い香りがして、凍頂です、と出されてもきっと分からない。
次は翠玉茶。これも四季春同様の茶木からの改良品種だそうです。
同系列の香り、味、しかしさっきより甘さがミルクっぽい。
四季春の方が尖った元気な香りと味でした。
翠玉茶の方が優しげな味な気がします(もう舌が馬鹿になったかも)。
3番目は15%程度の浅い発酵の文山包種茶を。
私はいつも蓋碗で適当にいただいてしまいますが、茶壺で煎れていただきました。
柔らかな甘い香りが、ふんわりと漂いました。
お味も優しい、赤ちゃんの初めてのお茶、と言われているゆえんでしょう。
いつでもいただける、こころ休まるお茶です。
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4つめは飲んだことのない肉桂でした。
これは数々の茶缶を並べてくださり「どれが飲んでみたいですか?」
という素敵なご質問の果てに選んだお茶です。
岩茶の中の1つだそうです。
岩茶では、ここのお店で売っていただく白鶏冠が、とても好きです。
肉桂も、岩茶独特の力強いけれど優しい香りがしました。
お味も、これが岩茶よね、という味。
はっきりしているけれど、優しいので疲れないお茶。
あ、飲んでいて疲れるお茶、というのがたまにあります。
強すぎて、自分が負けてしまう。
5つめにいただいたのは(いつまでお邪魔するの)大紅砲!
これは50gあたり5000円(仕入れ値で!)するお茶なのだそうです
(ひゃああ、買えません、ご馳走になってみるだけ・・・)。
この前いただいた大紅砲とはまた趣が大分違い、またまた驚きです。
この前の大紅砲は、ただただ優しく果てしなく中庸でプレーン。今日のは聞香杯の中で強く長く岩茶の高貴な香りが続きました。
味もこの前のものとは全く違います。
同じなのは中庸でプレーンな感じです。
香りや味に特徴が強く、突出しているお茶の方が簡易に作れ、
このバランスの良いものを造るのが大変なのだそうです。
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ご主人曰く「主張のはっきりしたお茶の方がお好きですね。」そう、そうかもしれません。
夜中に疲れて、気分転換したい時に毎日飲むので、香りが良くアロマテラピー効果もあるようなお茶が好きかもしれません。
食事のときに飲んだり、何でも無いときに普段に常飲するなら、きっともっと優しくプレーンなお茶が良くなるかもしれません。
茶盤、茶壺、白葉鳳凰単叢、白鶏冠、買って来ました。
また今日も良い日でした。